この記事を書いた人 - 池田 康希
この記事を書いた人
池田 康希 / Koki Ikeda
国家資格キャリアコンサルタント/転職支援事業責任者
全国約 3万社 の中から
「信頼できるエージェント14社」へ選出
日本最大手通信キャリアでの就業を経てAITAIDに参画。
転職支援サービス『MyStyle転職』の立ち上げを行い、事業推進に加えて自身もキャリアコンサルタントとして累計 1,000名以上 のキャリア支援に従事。
主に「未経験者」や「短期離職経験者」の支援を得意としている。
保有資格
- 国家資格キャリアコンサルタント
- メンタルヘルスマネジメントⅡ種
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この記事でわかること
- ✓広報PR・マーケティング転職の最新データ(未経験歓迎53.5%)
- ✓事業会社広報・PR会社・マーケティング職の違いと選び方
- ✓20代未経験が転職を成功させる5つのステップ
- ✓広報PR転職に強い転職エージェントと求人の探し方
こんな人に読んでほしい
- ✓営業・販売・事務などから広報・マーケ職へ未経験転職したい20代
- ✓「広報PRは難しそう」と一歩を踏み出せずにいる方
- ✓自分の経験が広報・マーケ職で活かせるか知りたい方
「広報・PRは人気職種なのに求人が少ない」「未経験からは難しい」という話を聞いたことがある方も多いでしょう。しかし実際のデータを見ると、マーケティング・広報職全体の53.5%が「経験不問」であり、未経験からのチャンスは十分にあります。
特に20代は、ポテンシャル採用の対象として採用担当者に注目されやすい年代です。この記事では、転職支援実績を持つ国家資格キャリアコンサルタントが、広報PR・マーケティング転職の現状データ、職種別の比較、そして成功する5ステップを解説します。
広報PR・マーケティング転職の現状データ
まず、広報PR・マーケティング職の採用市場が今どうなっているのかを、最新の求人データから確認します。数字を見ていくと、未経験者にとってのチャンスが想像以上に大きいことがわかります。
未経験歓迎求人は全体の53.5%
あるレポートによると、マーケティング・広報職全体では「経験不問」の求人が53.5%と過半数を占めています。業界によって採用スタンスは大きく異なりますが、20代のポテンシャル採用が積極的に行われていることがわかります。
業界別の未経験採用割合
業界 | 未経験採用割合 | 特徴 |
|---|
不動産・建築・土木 | 72.2% | 最も未経験に寛容。広報ポジション数も多い |
サービス・流通・小売 | 約60% | 広報・販促・SNS運用など幅広い |
全体平均 | 53.5% | 過半数が未経験でも応募可能 |
IT・Webサービス | 47.6% | 経験者が過半数。デジタルスキルが必要 |
年収データ
未経験者と経験者の年収差は約125万円です。未経験で入社してスキルを積み、経験者水準に到達するロードマップを描くことが重要です。
全体の想定年収中央値は525万円
経験者は600万円
未経験者は475万円
事業会社広報・PR会社・マーケティング職の違いと選び方
20代で広報・PR・マーケティング系の転職を目指す際、どのルートを選ぶかによって求められるスキルやキャリアパスが大きく異なります。
職種・勤め先 | 難易度 | 仕事内容 | メリット | デメリット |
|---|
事業会社 広報 | ★★★★ | プレスリリース・メディア対応・SNS管理 | 企業ブランドに深く関われる | 求人数が少なく競争率高 |
PR会社 | ★★★ | 複数クライアントのPR施策立案・実行 | 未経験歓迎が多い・スキルが早く積める | クライアントワークで忙しい |
マーケティング職 | ★★★ | Web広告・SNS・コンテンツ・分析 | デジタルスキルの需要高・求人数多い | 数値管理スキルが必須 |
広告代理店 | ★★★★ | 広告提案・媒体バイイング・クリエイティブ | 幅広い業界に接触できる | 激務・残業多め |
20代未経験でおすすめのルートは「PR会社」または「マーケティング職」です。求人数が多く未経験歓迎の割合が高いため、転職のチャンスが最も広い選択肢です。事業会社広報は競争率が高いため、PR会社でスキルを積んでから転向するルートが現実的です。
20代未経験がマーケティング・広報PR転職を成功させる5ステップ
ここからは、20代未経験者が転職を成功させるための具体的な手順を5つのステップで解説します。順番に取り組むことで、軸の定まった転職活動ができます。
Step1 ターゲット職種を1つに絞る
「広報もマーケティングも興味がある」という状態では、転職活動の軸がブレて志望動機が薄くなります。まずは「事業会社広報」「PR会社」「Webマーケティング」のどれを狙うかを1つに絞りましょう。選び方に迷ったら、「仕事で接したい人・企業の種類(BtoC/BtoB)」で判断するのが効果的です。
Step2 自分の強みを広報・マーケ視点で棚卸しする
営業経験は「顧客コミュニケーション力」、企画経験は「コンテンツ立案力」として広報・マーケ職で活かせます。自分の経験を「広報・マーケ職でどう活かせるか」という視点で言語化する自己分析が、未経験転職成功の核心です。
Step3 ポートフォリオ・実績を作る
採用担当者が未経験者を評価するとき最も重視するのは「本気度の証拠」です。SNSアカウントの運用実績、個人ブログのPV、ボランティアでのSNS運用など、小さくても実績を作っておきましょう。無料ツールでできるSNS分析や、Googleアナリティクス活用経験も大きなアピール材料になります。
Step4 広報PR・マーケティングに強い転職エージェントを使う
広報PR・マーケティング職の転職には、非公開求人を多く持つエージェントの活用が不可欠です。とくにPR・マーケティング職に特化した専門エージェントと、求人数の多い総合型エージェントを組み合わせて使うのが理想的です。
Step5 志望動機を「なぜこの企業でなければならないか」まで深める
広報・マーケ職の採用では「企業文化・ブランドへの理解」が強く問われます。志望動機は「広報の仕事がしたい」ではなく、「この企業のこのブランドをもっと広めたいから、広報職を通じて貢献したい」というレベルまで掘り下げることが必要です。
まとめ
20代未経験からマーケティング・広報PR職への転職は、データが示す通り十分に可能です。
マーケティング・広報職の未経験歓迎求人は53.5%と過半数
20代未経験はまずPR会社またはWebマーケティング職をターゲットに
事業会社広報は競争率が高いため、PR会社でスキルを積んでから転向するルートも有効
ポートフォリオ・実績作りと志望動機の深掘りが合否を分ける
まずは広報PR・マーケティングに強い転職エージェントへの登録と、職種・ターゲット企業の絞り込みから始めましょう。
よくある質問
Q. 広報PR職への転職に有利な資格はありますか?
必須資格はありませんが、PRプランナー資格(日本パブリックリレーションズ協会認定)や、GoogleアナリティクスのGA4認定資格、SNS広告の認定資格(Meta・Google)などを取得しておくと、学習意欲と専門性のアピールになります。
Q. 未経験でも広報PR職の書類選考を通過できますか?
志望動機の深さと「行動の証拠(SNS運用実績・ブログ等)」があれば通過できるケースは多いです。「なぜこの企業か」「自分のどんな経験が活かせるか」を具体的に書くことが重要です。経験者と差別化するのが難しい部分は、熱量と実績のエビデンスで補いましょう。
広報・マーケティング職への転職相談で多いのが「自分に向いているか不安」という声です。向いているかどうかは実際にやってみないとわからないことも多いので、まずは副業やボランティアでSNS運用など広報に近い経験を積むことをおすすめします。小さな実績でも採用担当者の目に留まる「行動力の証拠」になりますよ。転職活動と並行して進めてみてください。