最終更新:
2026/8/27 06:51

転職エージェントに登録したものの、求人をなかなか紹介してもらえず、担当者からの連絡も途絶えてしまい、このまま放置されているのではと不安になっている方も多いのではないでしょうか。
求人紹介は担当のキャリアアドバイザーが個別に行っているため、状況によって連絡の頻度や紹介のペースに差が出ることは珍しくありません。
ただし放置される背景にはいくつかの共通した理由があり、それを知ることで次の一手を考えやすくなります。
この記事では、転職支援実績を持つ国家資格キャリアコンサルタントが、転職エージェントから求人を紹介されない理由と、状況を改善するための具体的な対処法を解説します。
求人を紹介されなくなる背景には、いくつかの共通したパターンがあります。まずは自分の状況がどれに当てはまるかを確認してみましょう。
希望する職種や年収、勤務地などの条件が、現在の市場の求人状況と合っていない場合、担当者が紹介できる求人を見つけられずに連絡が途絶えてしまうことがあります。特に経験職種や条件を狭く限定しすぎると、紹介できる求人自体が少なくなってしまう傾向があります。
面談後の連絡が遅れたり、連絡を受けても返信が遅れたりすると、担当者に「今は転職意欲が高くないのかも」と受け取られてしまうことがあります。限られた時間の中で多くの求職者を支援する担当者は、意欲の伝わりやすい方から優先的に対応する側面があるためです。
人気のあるエージェントや繁忙期の担当者は、多くの求職者を同時に担当していることがあります。このため、反応が少ない相手へのフォローにはどうしても優先順位が下がりやすくなります。
連絡が途絶えたと感じたら、次の3つのステップで状況を確認してみましょう。
すぐに不満をぶつけるのではなく、まずはメールなどで丁寧に状況を確認することから始めましょう。現在の進捗状況や、今後の連絡の目安を尋ねるだけでも、担当者に優先度を思い出してもらえるきっかけになることがあります。
登録時の希望と現在の希望が変わっている場合もあります。優先順位の高い条件と、譲れる条件を整理して伝え直すことで、担当者が紹介できる求人の幅が広がることがあります。
どのぐらいの頻度で連絡を希望するか、どのような求人があれば連絡してほしいかを具体的に伝えておくと、以降のやりとりがスムーズになりやすいでしょう。
状況を伝える際の言葉選びは、その後の対応に大きく影響します。以下のNG・OK例を参考にしてみましょう。
NG例(担当者への伝え方)
「なんで紹介してくれないんですか」と一方的に不満をぶつける
「早く決めたい」とだけ伝え、具体的な希望条件を共有しない
連絡が来るまで何もせずに待ち続ける
OK例(担当者への伝え方)
「希望条件のうち優先順位が高い点を改めて共有したい」と具体的に伝える
転職を希望する時期や理由を明確にして意欲を示す
選考状況の確認とあわせて、紹介ペースについても相談してみる
具体的に伝えても状況が改善しない場合は、以下の選択肢を検討してみると良いでしょう。
担当者との相性が良くないと感じる場合や、何度伝えても状況が変わらない場合は、エージェントのお問い合わせ窓口などを通じて担当者の変更を依頼することも選択肢のひとつです。
1つのエージェントに依存しすぎず、得意分野や強みが異なる複数のエージェントを併用することで、紹介される求人の幅が広がりやすくなります。自分の希望や経験に合ったエージェントを見極めることも、先に進むための大切な一歩になります。
転職エージェントから求人を紹介されない状況には、いくつかの共通した理由があります。
希望条件と市場のギャップや意欲の伝わり方が原因になっていることがある
まずは状況確認の連絡と希望条件の伝え直しから始める
伝え方を工夫するだけで担当者の対応が変わることもある
状況が変わらない場合は担当者変更や他エージェントの併用も選択肢になる
一人で抱え込まず、できることから一つずつ試していけば、状況を変えていく糸口は必ず見つかるはずです。
Q. 転職エージェントから連絡がこなくなったら、どのくらい待てばいいですか。
一律には言えませんが、1週間ほど様子を見ても進展がない場合は、こちらから状況確認の連絡を入れてみることをおすすめします。受け身で待つよりも、自分からアクションを起こすことで状況が動くことがあります。
Q. 複数の転職エージェントに同時に登録しても大丈夫ですか。
はい、複数のエージェントを併用することは一般的な進め方です。得意分野や保有求人の傾向がエージェントごとに異なるため、選択肢を広げることにもつながります。
Q. 担当者の変更を依頼すると付き合いが悪くなりませんか。
変更依頼は多くの転職エージェントで想定されている対応のひとつです。丁寧に理由を伝えれば、今後のサポートに大きな影響は出にくいと考えられます。
Q. 希望条件を広げると妥協した転職になってしまいませんか。
全ての条件を手放す必要はありません。優先順位を整理し、譲れない条件と調整可能な条件を分けて伝えることで、自分に合った求人と出会いやすくなります。
この記事を書いた人
池田 康希 | Koki Ikeda
国家資格キャリアコンサルタント / 転職支援事業責任者
全国3万社の中から、信頼できるエージェント14社に選出
日本最大手通信キャリアでの就業を経てAITAIDに参画。 転職支援サービス『MyStyle転職』の立ち上げを行い、事業推進に加えて自身もキャリアコンサルタントとして累計 1,000名以上 のキャリア支援に従事。 主に「未経験者」や「短期離職経験者」の支援を得意としている。
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