この記事を書いた人 - 池田 康希

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キャリアコンサルタント

池田 康希 / Koki Ikeda

国家資格キャリアコンサルタント/転職支援事業責任者

全国約 3万社 の中から 「信頼できるエージェント14社」へ選出

日本最大手通信キャリアでの就業を経てAITAIDに参画。
転職支援サービス『MyStyle転職』の立ち上げを行い、事業推進に加えて自身もキャリアコンサルタントとして累計 1,000名以上 のキャリア支援に従事。
主に「未経験者」や「短期離職経験者」の支援を得意としている。

保有資格

  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • メンタルヘルスマネジメントⅡ種
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この記事でわかること

  • 求人が増えやすい月・時期のパターン
  • 在職中に転職活動を始める3つのメリット
  • 転職活動の標準的なスケジュール感(ステップ別)
  • タイミングを待つより先に動くべき理由

こんな人に読んでほしい

  • 転職を考えているが、いつ動き出せばいいか迷っている20代〜30代前半
  • 在職中のまま転職活動を進めることに不安を感じている方
  • 求人が多い時期を把握して計画的に転職を進めたい方

転職活動の「タイミング」に迷うのは、あなただけではありません

在職中に転職を考えながらも、「今は忙しいから」「もう少し落ち着いてから」と先送りしてしまう方はとても多くいます。転職希望者からよく聞かれる声のひとつが、「何月から動き始めればいいのかわからない」というものです。

タイミングへの迷いが生まれる2つの背景

転職活動のタイミングに迷う背景としてまずあるのが、「転職活動には大きなエネルギーが必要」という思い込みです。確かに書類作成や面接対策には準備が必要ですが、全力で取り組まなければいけないということではなく、少しずつ積み上げながら動けばよいのです。もうひとつの背景は「採用市場のリズムを知らない」ことです。求人には増えやすい時期と少なくなる時期があり、その流れを知らないまま活動すると、希望の求人と出会えないまま時間が過ぎてしまうことがあります。

求人が増えやすい時期を把握しておきましょう

採用活動には一年を通じた一定のリズムがあります。このリズムを理解することで、転職活動の開始時期を計画的に決められるようになります。求人が多い時期に合わせて動き始めると、より多くの選択肢の中から自分に合った仕事を探せます。

2〜3月は年間で最も求人が増えやすい時期です

多くの企業が3月末を事業年度末としており、翌年度の4月入社に向けた採用活動が1〜3月に集中します。厚生労働省が公表する一般職業紹介状況においても、1月・2月は新規求人数が増えやすい月として把握されています。転職を考えているなら、遅くとも1月中には準備を始めておけると安心です。

9〜10月も第二の繁忙期として活発です

秋は「秋採用」と呼ばれる第二の繁忙期です。下半期(10月)から体制を整えたい企業が、9月ごろから中途採用を強化します。お盆明けに情報収集を始め、9月に本格的に活動するスケジュールが秋採用では典型的です。春採用の時期を過ぎてしまった方も、秋は十分にチャンスがあります。

求人が少なくなりやすい時期も把握しておきましょう

6月・8月・12月は相対的に求人が少なくなりやすい時期です。6月はボーナス支給前後で採用の動きが鈍くなりやすく、8月は夏休みで採用担当者が不在になることが多く、12月は年末の業務整理で採用が止まりがちです。これらの時期に活動する場合は、選考に時間がかかる可能性を見越して余裕のあるスケジュールで臨みましょう。

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「退職してから転職活動を始めよう」は、多くの場合得策ではありません

転職活動に関してよく聞かれる誤解のひとつが、「退職してから腰を据えて活動したほうが本気で取り組める」という考え方です。たしかに在職中は時間的な制約がありますが、退職後から活動を始めることには見過ごせないリスクがあります。

収入が途絶えることで心理的な焦りが生まれやすくなり、「早く決めなければ」という気持ちが強くなると、本来の希望条件より低い条件での入社を受け入れやすくなる傾向があります。また、面接の場で「なぜ退職後に活動しているのか」を問われるケースもあり、納得感のある説明が必要になります。在職中であれば、内定後に落ち着いて退職交渉や入社日の調整ができるため、余裕を持ったキャリア選択が可能です。

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在職中に転職活動を進める3つのステップ

在職中の転職活動を成功させるには、「効率的に動くこと」と「無理のないペースで続けること」がポイントです。以下の3つのステップを参考にしてみてください。

ステップ1. まず情報収集と自己分析から始めましょう

最初のステップは、「どんな求人があるか」を把握することと、「自分は何を求めているか」を整理することです。スマートフォンで求人サイトを眺めたり、これまでの経験を書き出してみたりするだけでも、転職活動の土台になります。通勤時間や週末の短い時間でも十分に取り組めるため、ハードルを低く設定してまずは動き始めましょう。

ステップ2. 転職エージェントに相談して市場感覚をつかみましょう

自己分析がある程度できたら、転職エージェントへの相談をおすすめします。エージェントは無料で利用でき、自分の経験が市場でどう評価されるか・どんな求人があるかを教えてくれます。「まだ転職するか決めていない」という段階でも相談でき、情報収集の場として非常に有効です。

ステップ3. 書類を準備して、求人が増える時期に合わせて応募しましょう

エージェントとのやり取りを通じて方向性が定まってきたら、職務経歴書の作成に取り組みましょう。一度完成させれば応募先ごとに調整するだけになります。書類が整った状態で春(2〜3月)や秋(9〜10月)の繁忙期を迎えられると、選択肢が最も広い時期に本格的な活動ができます。

まとめ

転職活動のタイミングに完璧な正解はありませんが、求人が増えやすい時期を把握した上で計画を立てることで、より多くの選択肢の中から判断できるようになります。

  • 求人が最も増えやすいのは2〜3月(春採用)と9〜10月(秋採用)

  • 「退職してから活動」は焦りや条件の妥協につながりやすいため、在職中から動くことが基本

  • 全体の目安は3〜6ヶ月のため、早めに動き始めることが選択肢を広げるコツです

  • まずは情報収集と自己分析から始め、転職エージェントを活用して効率よく進めましょう

「いつ始めればいい?」と考えているその瞬間から、転職活動はスタートできます。

池田 康希
池田 康希国家資格キャリアコンサルタント

「いつ転職を始めたらいいんでしょうか」と相談に来られる20代の方は、ほぼ全員「もう少し落ち着いてからにしたいんです」とおっしゃいます。でも実際にお話を聞いていくと、求人が多い春と秋の山を越してから動き始めてしまい、選択肢が狭まってしまうケースが本当に多いんですよ。動くタイミングは完璧な瞬間ではなく、求人の波に乗る時期、というのが現場での実感です。

よくある質問

Q. 転職活動は在職中と退職後、どちらから始めるのがいいですか?

基本的には在職中からの活動をおすすめします。収入が安定した状態で活動することで、焦らず希望に合った求人を選べます。退職後の活動は精神的な焦りを生みやすく、条件を妥協してしまうケースも見られます。

Q. 転職活動にかかる期間の目安を教えてください。

一般的には3〜6ヶ月を目安としてください。業種・職種・希望条件の明確さによって前後しますが、余裕を持ったスケジュールで進めることが大切です。

Q. 繁忙期で転職活動の時間がとれません。何から始めればいいですか?

まずは「今すぐできること」から始めましょう。通勤時間を使った求人情報の閲覧や、週末の短時間での自己分析など、小さな行動の積み重ねが転職活動のスタートになります。転職エージェントへの相談は無料でできるため、情報収集の最初の一歩として活用してみましょう。

Q. 転職エージェントにはいつ登録すればいいですか?

「まだ転職するかどうか決めていない」という段階でも相談できます。多くのエージェントは無料で利用でき、自分の市場価値や求人傾向を把握するだけでも大きな収穫が得られます。

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