この記事を書いた人 - 池田 康希

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キャリアコンサルタント

池田 康希 / Koki Ikeda

国家資格キャリアコンサルタント/転職支援事業責任者

全国約 3万社 の中から 「信頼できるエージェント14社」へ選出

日本最大手通信キャリアでの就業を経てAITAIDに参画。
転職支援サービス『MyStyle転職』の立ち上げを行い、事業推進に加えて自身もキャリアコンサルタントとして累計 1,000名以上 のキャリア支援に従事。
主に「未経験者」や「短期離職経験者」の支援を得意としている。

保有資格

  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • メンタルヘルスマネジメントⅡ種
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この記事でわかること

  • 20代の転職活動の平均期間(厚労省データ)
  • 転職活動が長引く5つの原因
  • 3ヶ月で内定を獲得する5ステップ
  • エージェントを使った期間短縮の具体策

こんな人に読んでほしい

  • 転職活動を始めて3ヶ月以上たつが内定が出ない20代
  • 転職活動がいつ終わるのか不安で仕方ない方
  • 在職中に転職活動を進めていて時間が足りない方

「応募しても書類で落とされる、面接に進めても内定が出ない、転職活動ってこんなに長いものなのか」と焦りを感じている方は少なくありません。

ただ、多くの20代が「自分だけが長引いている」と感じているだけで、転職活動には明確な標準期間があります。原因を把握して正しく動けば、活動を早期に終わらせることは十分可能です。

この記事では、転職支援実績を持つ国家資格キャリアコンサルタントが、厚生労働省データに基づく20代の転職活動の平均期間と、3ヶ月で内定を得るための5ステップを解説します。

転職活動の平均期間はどのくらいか

「みんなどのくらいで転職を終えているのだろう」と気になる方は多いはずです。まずは公的なデータで実態を確認しましょう。

厚生労働省「転職者実態調査」が示す現実

厚生労働省の「令和2年転職者実態調査」によると、転職活動を始めてから離職するまでの期間は「1ヶ月未満」18.3%、「1〜3ヶ月未満」28.8%、「3〜6ヶ月未満」15.7%、「6ヶ月以上」14.2%、「活動期間なし(即決)」23.6%となっています(厚生労働省「令和2年転職者実態調査」より)。

全体の約62.8%が6ヶ月未満で転職を完了しており、最多は「1〜3ヶ月未満」です。

20代の平均期間は2〜3ヶ月台

年代別に見ると、20代の転職活動期間は比較的短い傾向にあり、20代前半で平均約2.3ヶ月、20代後半で平均約3.4ヶ月とされています。

30代・40代に比べてポテンシャル採用の枠があり、選考スピードが早い企業が多いためです。つまり20代なら3ヶ月を目安に動くのが現実的でしょう。

エージェントを使えばさらに短縮できる

転職エージェントを活用した場合、大手エージェントのデータでは登録から90日(約3ヶ月)以内に転職先が決まった方が73%超に上ります。

エージェントが書類添削・面接対策・スケジュール調整をサポートしてくれるため、一人で進めるより大幅に効率が上がります。

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転職活動が長引く5つの原因

データでは3ヶ月が標準なのに、なぜ長引いてしまうのか。よくある原因を5つに整理します。

原因1. 転職の軸が決まっていない

「なんとなく今の会社が嫌」という状態で動き出すと、応募先が定まらず、志望動機も薄くなります。書類・面接どちらでも「なぜここを選んだか」に答えられず落ち続けるパターンです。

原因2. 応募書類の完成度が低い

職務経歴書が仕事の羅列になっていて、実績や強みが伝わっていないケースが多くあります。書類通過率が低いまま量だけ増やしても、時間を消耗するだけになります。

原因3. 面接対策をしていない

20代は経験が少ないぶん、面接での話し方・構成力が評価を左右します。練習なしで本番に臨むと同じ失敗を繰り返してしまうため、模擬面接を一度でも挟むかどうかで結果が大きく変わります。

原因4. 求人の選び方が合っていない

自分のスキルや経験と乖離した求人ばかり応募していると、当然通過率は下がります。現実的な市場価値の把握が先決です。

原因5. 在職中で時間が確保できない

平日に面接を入れにくく、書類作成も週末だけになりがちです。結果、1社あたりの検討時間が長くなり、全体が間延びしてしまいます。

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3ヶ月で転職活動を終わらせる5ステップ

原因がわかったところで、具体的な行動計画を組み立てましょう。

ステップ1. 転職の軸を決める(0〜1週目)

まず「何のために転職するか」「次の職場に何を求めるか」を言語化します。

年収UP・残業削減・スキルアップなど優先順位を3つに絞り、「絶対に譲れない条件」と「あればうれしい条件」を分けて書き出しましょう。この作業を省くと、応募→全落ちのサイクルを何度も繰り返すことになります。

ステップ2. 書類を仕上げる(1〜2週目)

転職の軸が決まったら、履歴書・職務経歴書をそれに合わせて作ります。

職務経歴書は「実績→数字→再現性」の順で書き、志望動機は「なぜ業界・職種・その会社か」の3層で構成しましょう。書類はテンプレートをそのまま使わず、応募先ごとに1〜2行調整すると通過率が上がります。

ステップ3. エージェントに登録して求人を絞る(2〜3週目)

書類ができたら転職エージェントに登録し、キャリアアドバイザーとの面談を受けましょう。

自分の市場価値を客観的に把握でき、非公開求人にもアクセスできます。特定のエージェントに絞らず、2〜3社並行利用が効率的です。

ステップ4. 応募〜面接を同時並行で進める(3〜8週目)

エージェント経由・直接応募あわせて週3〜5社のペースで応募しましょう。

書類通過後、面接は1社あたり1〜3回(最短2週間で内定)が目安です。面接後は必ずフィードバックを確認して改善を繰り返し、複数社の選考を並行させることで比較検討と交渉力が生まれます。

ステップ5. 内定後の入社日・退職調整(8〜12週目)

内定が出たら、退職日と入社日のすり合わせが必要です。

現職の退職は「法律上は2週間前」でも慣習は1〜2ヶ月前が多く、入社日の交渉は内定承諾前に行うのが原則です。エージェント経由なら入社日交渉もサポートしてもらえます。

まとめ

転職活動には標準期間があり、「自分だけが長引いている」と感じる必要はありません。正しい順序で動けば、3ヶ月での内定獲得は20代にとって現実的なゴールです。

  • 20代の転職活動の平均期間は2.3〜3.4ヶ月が目安

  • 長引く主な原因は「軸のなさ」「書類の質」「時間管理」の3つ

  • エージェントを活用すれば3ヶ月以内に内定を得られる確率が大幅に上がる

「いつ終わるかわからない」と感じているなら、まずは転職の軸を言語化することから始めてみましょう。

池田 康希
池田 康希国家資格キャリアコンサルタント

転職活動が長引いて相談に来られる20代の方は、ほぼ全員「いつまで続くんでしょうか…自分が遅いだけですよね?」とおっしゃいます。でも実際に活動状況を一緒に見ていくと、応募の軸が決まっていなかったり、書類が応募先ごとに調整されていなかったりするケースが本当に多くて、原因の一点を直すだけで通過率がぐっと上がるパターンがほとんどなんですよ。長引くのは才能の問題ではなく、つまずきポイントが特定できていないだけ、というのが現場での実感です。

よくある質問

Q. 転職活動は何社くらい応募するのが普通ですか

20代の場合、平均10〜20社程度が目安です。

書類通過率は20〜30%、面接通過率は50%前後が一般的なため、内定1件を得るには5〜10社の面接が必要になります。少なすぎると選択肢が狭まり、多すぎると準備が雑になるので、週3〜5社のペースで質を保ちながら応募しましょう。

Q. 在職中と離職後、どちらが転職活動しやすいですか

在職中の転職が一般的に有利です。

経済的プレッシャーがないぶん焦らず選べますし、「現職で活躍中」という印象も採用側に良く映ります。時間確保が課題になるため、エージェントに面接調整を任せると効率が上がります。

Q. 転職活動が3ヶ月を超えたらどうすればいいですか

まず「何が原因で通過できていないか」を振り返りましょう。

書類通過率が低ければ書類を見直し、面接で落ちているなら面接対策を強化します。エージェントに相談してフィードバックをもらうのが最短ルートです。

Q. 転職エージェントは何社使えばいいですか

2〜3社の並行利用が理想です。

1社だけでは求人の選択肢が限られ、比較もできません。4社以上になると管理が煩雑になるため、大手総合型と専門特化型を組み合わせるのが効率的です。

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