最終更新:
求人を探していると、何ヶ月も前から同じ会社の募集を見かけることがあります。人が辞め続けているのではないかと不安になる方は多いのではないでしょうか。
ただし、掲載が長いこと自体にはいくつかの理由があり、これだけで良し悪しを判断することはできません。
この記事では、転職支援実績を持つ国家資格キャリアコンサルタントが、考えられる理由と確かめ方を解説します。
まず、ここを分けて考えることから始めましょう。
店舗や拠点を増やしている、あるいは仕事量が増えている場合、募集は長く続きます。この場合は、掲載が長いこと自体は問題ではありません。
一度に何人も採用する職種では、年間を通じて募集していることがあります。人の出入りとは別の事情です。
求める条件が高く、採用に至らないまま長引いていることもあります。この場合は、応募要件を見れば見当がつきます。
辞める人が多いために、欠員の補充を繰り返しているというケースもあります。注意が必要なのはこの場合です。
NG例(掲載期間の見方)
長く出ているという理由だけで除外する
長く出ているのに理由を確かめない
OK例(掲載期間の見方)
募集人数と応募要件をあわせて見る
募集の背景を面接で尋ねる
では、どんなときに注意すればよいのでしょうか。
一つの目安は、長く掲載されているのに、仕事の内容や条件があいまいなままというケースです。人を増やしているのであれば、任せたい仕事も人数もはっきりしているはずです。逆に、いつ見ても同じ文面で、何人採用したいのかも見えない場合は、採用の見通しが立っていない可能性があります。もう一つは、同じ会社が複数の媒体で常に募集しているというケースです。これもそれ自体で問題とは限りませんが、他の欄とあわせて見ておくと判断しやすくなります。
掲載期間だけでは判断できないため、他の欄と突き合わせます。
見るべきは、募集人数、仕事の内容、労働時間と休日、給与の内訳です。募集人数が多いのであれば、長く掲載されていても不自然ではありません。一方で、募集人数が少ないのに長く出ている場合は、理由を確かめておきたいところです。あわせて、時間外労働や年間休日数といった数字の欄を見ておくと、働き方の見当もつきます。掲載期間はあくまで手がかりの一つとして扱いましょう。
最後に、具体的な確かめ方をお伝えします。
聞きやすいのは、今回の募集の背景です。人を増やしているのか、欠員の補充なのかで、状況は違ってきます。あわせて、配属先の人数や、直近で入社された方がいるかを尋ねてみましょう。いずれも応募者が聞いておかしくない内容ですし、回答の具体性から判断の材料も得られます。逆に、これらに明確な答えが返ってこない場合は、別の求人と見比べてから判断しても遅くはありません。
ここまでの内容を振り返りましょう。
掲載が長い理由は一つではなく、それだけでは判断できない
人を増やしている場合や、採用人数が多い場合もある
注意したいのは、長く出ているのに内容があいまいなケース
募集人数や条件欄とあわせて見、背景は面接で尋ねる
掲載期間だけで決めず、他の欄とあわせて見ていきましょう。
Q. ずっと求人が出ている会社は避けるべきですか。
掲載期間だけでは判断できません。募集人数や仕事の内容とあわせて見ましょう。
Q. どんなときに注意が必要ですか。
長く掲載されているのに、仕事の内容や条件があいまいなままの場合は確かめておきましょう。
Q. 募集の背景を聞いても失礼ではないですか。
応募者が聞いておかしくない内容です。面接の最後に設けられる質問の時間を使うと聞きやすくなります。
Q. 自分では判断できません。
20代・未経験者向けの転職支援に強いMyStyle転職であれば、求人の見方を一緒に確かめながら応募先を選べます。一人で判断せず、まずは気軽に相談してみましょう。
借金があることは転職エージェントに言うべき?判断基準と例文を解説
借金を転職エージェントに伝えるべきか迷う方へ。伝えた情報がどこまで使われるかを法令で確かめ、伝える基準と例文を解説します。
バイトを無断で辞めた場合の職歴の扱いは?伝え方と例文を解説
バイトを無断で辞めてしまった方へ。履歴書に書くべきかの判断、次の会社に伝わる経路、面接で聞かれたときの例文を解説します。
税金や年金を滞納していても就職できる?免除申請と伝え方を解説
住民税や国民年金を滞納したまま正社員を目指す方へ。就職への影響と、免除・納付猶予・徴収猶予の申請手順、給与差押えを避ける動き方を解説します。
奨学金を返しながら正社員を目指せる? 減額返還と代理返還の使い方
奨学金を返しながら正社員を目指す方へ。返済が苦しいときに使える減額返還・猶予制度と、返還支援制度がある企業の探し方を、面接での答え方とあわせて解説します。