最終更新:
エージェントに任せても、結局ブラック企業を紹介されるのではないかと心配になる方は少なくないのではないでしょうか。前の職場で苦しんだ経験がある方ほど、人に任せることに慎重になるのは自然なことだと思います。
実は、紹介されたからといって良い会社だとは限らない一方で、自分の目で見極める手がかりはちゃんとあります。任せきりにもしないし、疑いすぎて動けなくならないことが大切です。
この記事では、転職支援実績を持つ国家資格キャリアコンサルタントが、紹介された求人を見極める方法と、担当者にしてみたい質問を解説します。
まずは、前提をはっきりさせておきましょう。
エージェントが紹介するのは、あなたの希望と手元の求人を照らし合わせた結果であって、すべての企業の内部を把握しているわけではありません。つまり、紹介されたから安全だとも、逆にエージェントだから危ないともいえないということです。大切なのは、任せきりにせず、自分でも確かめる目を持っておくことです。
紹介を受けたときに、自分で確かめられる点を見ていきましょう。
紹介された場合でも、年間休日とその内訳、給与欄の基本給と手当の内訳は自分で確認しましょう。固定残業代を含む場合は、基本給の額や時間数などを明示することになっていますので、そこが揃っているかを見ていきます。
一度に多くの求人を並べられた場合、あなたの希望に合わせて絞られていない可能性も考えられます。なぜこの求人を選んだのかを尋ねてみると、提案の中身が見えてきます。
同じ会社の同じ職種が常に募集されている場合は、人が定着していない可能性もあります。事業拡大による継続募集という場合もありますので、断定せずに背景を確認してみましょう。
NG例(紹介を受けたとき)
紹介されたから大丈夫だろうと確認せずに応募する
気になる点があっても聞かずに進める
OK例(紹介を受けたとき)
年間休日と給与の内訳を自分で確認する
なぜこの求人を選んだのかを尋ねてみる
見極めの上でもっとも有効なのが、担当者への質問です。
平均勤続年数や、過去に紹介した方が続いているかといった点を尋ねてみましょう。具体的な答えが返ってくるかどうかで、その企業をどの程度知っているかが見えてきます。
求人票の記載だけでなく、実態を尋ねてみましょう。ここで曖昧な答えしか返ってこない場合は、企業を精査できていない可能性も考えられます。
よい面だけを伝えてくるのではなく、厳しい面も話してくれるかどうかは、信頼できるかを判断する材料になります。もしデメリットを一切言わない場合は、慎重に見ておきたいところです。
もうひとつ、知っておきたい場面があります。
今すぐ応募しないとなくなるといった形で判断を急かされると、落ち着いて考えられなくなってしまいます。もちろん、応募期間が限られている求人は実際にありますので、急ぎの連絡がすべて問題というわけではありません。ただし、確認したいと伝えたときにそれを待ってもらえないのであれば、その進め方自体を見直しても構いません。自分のペースで進めさせてもらえるかどうかは、大切な判断材料です。
ここまでの内容を振り返りましょう。
紹介されたから安全とも、エージェントだから危ないともいえない
年間休日と給与の内訳は、紹介された場合でも自分で確認する
定着状況・残業の実態・大変な点の3つを担当者に尋ねてみる
急かされて確認の時間をもらえないなら、進め方を見直してよい
任せきりにも疑いすぎもせず、確かめながら進めていきましょう。
Q. エージェント経由ならブラック企業を避けられますか。
完全に避けられるわけではありません。紹介を受けた後も、求人票の内訳を自分で確認する習慣を持ちましょう。
Q. 担当者に厳しい質問をしてもいいですか。
定着状況や残業の実態を尋ねるのは自然なことです。長く働きたいという意思の表れとしても伝わります。
Q. 応募を急かされたらどうすればいいですか。
確認したいと伝えてみましょう。その時間をもらえないのであれば、進め方自体を見直しても構いません。
Q. 安心して相談できる先を探しています。
20代・未経験者向けの転職支援に強いMyStyle転職であれば、求人の見方や確認したい点も含めて、一緒に確かめながら進められます。一人で悩まず、まずは気軽に相談してみましょう。
業績悪化が転職理由のときの伝え方|面接で不利にならない例文
業績悪化で転職する方へ。会社の状況は事実として短く伝え、その中で自分が取り組んだことと、次の職場で実現したいことを中心に話すのが基本です。例文も紹介します。
職歴に一貫性がないときの面接対策は?経験をつなげる話し方と例文を解説
職歴に一貫性がないと悩む方へ。職種や業界が違っても、それぞれの仕事で身につけたことと、応募先を選んだ理由を共通の軸でつなげて話すのが基本です。例文も紹介します。
持病は面接で言うべき?伝え方の例文と体調に合う会社の選び方
持病を面接で伝えるか迷う方へ。働くうえで配慮が必要な点があるなら、今の状態とできることを合わせて伝え、通院や勤務の条件が合う会社を選ぶのが基本です。
契約満了の転職理由はどう伝える? 正社員を目指す面接の例文を解説
契約満了で転職する方へ。契約満了は事実として短く伝え、契約社員として身につけた経験と、正社員として長く働きたい理由を中心に話すのが基本です。例文も紹介します。